「今を、いかに生きるか」を考えることで、もう一度
身の回りの実務的な環境と自分自身の今の心情を整理してみましょう。

それにより、生きていく上で何が大切かを見出していただければ幸いです。

残された者に無用な混乱や不安を抱かせないための気配りとして、
ためらうことなく自分の考えをまとめてみましょう。


葬儀を中心として、その前後までの経緯を一連の流れとして、
自分の希望と現状でなされることを検証し、
それを見つめることで、ひいては貴方の周りの方々へ
適切なアドバイスができるようになっていただきたいと思います。

自分が自分らしくあるために、思い切って書いてみて下さい。
それが「エンディング・ノート」です。

●内容の一部


介護や病床での希望 現実の問題を離れて、
希望だけを書いて下さい。

誰に看病してもらいたいか?
誰に介護を願いたいか?
介護の形態について・以下思うことにいくつでも○を付けておく。
1.設備や人材の整った施設で、介護生活を送りたい。
2.設備などが不備でも、施設のほうが家族に迷惑がかからない。
3.自宅に設備を備え、日常的に介護人を派遣してもらいたい。 
4.同        時々、介護人を派遣してもらう。
5.どうなることか分からない。

どこで自分の死を迎えたいか?
1:病院(医療設備のある他の介護施設も含む)
2:自宅
3:その他(

苦痛を伴っても延命処置を出来る限り受けたいと思うか?

1:少しでも(1%でも)可能性があれば自分でも頑張る。
2:医師には最新の機器や薬剤を使用して治療してもらいたい。
3:脳死は認めず、意識はなくとも心臓の動いている限り治療する。
4:意識の有無にかかわらず、最前を尽くしてもらいたい。
5:苦痛の度合いや期間により尊厳死や安楽死も考えたい。
6:家族の労力や金銭的な負担も考えると何とも云えない。
7:普段から、終末医療について周りと話しておく必要があると思う。

余命が確定したらその期間を医師から(あるいは家族から)聞きたいか?

1:聞きたくない。知らせないでもらいたい。
2:聞く義務がある。残された時間を有意義なものとするため。
3:どちらとも云えない。そのショックに耐えられないかも知れない。
4:伝え方を考えて、ケアの出来る専門家を準備して欲しい。

余命が確定したら、過剰な終末医療を放棄出来るか?

1:身体的な苦痛は取り除き、寝たきりでも少しでも長生きしたい。
2:苦痛は取り除いてもらいたいが、あとは医療に頼りたくない。
3:意識のあるうちは、なるべく日常的なレベルで生活したい。
4:ホスピスに入りたい。
5:苦痛のみ取り除ければ、余命を自宅や希望の場所で暮らしたい。

 

お葬式についての想い

概要と定義

葬 式‥‥通夜も含んだ翌日の葬儀・告別式全体を指す。
通 夜‥‥本来の葬儀であったが、今では葬儀をする前夜のことを指す。
葬 儀‥‥司祭者(僧侶等)による鎮魂儀礼。魂をあの世に送る儀式。
告別式‥‥社会的な意味合いから、故人への決別や追悼をする式典。

(以下思うことにいくつでも○を付けておく)
あなたは自分の葬式をどう考えますか? 
葬式はしたくないと考えている人
1 火葬のみの遺体処理だけでよい。
2 一般的な葬式はしたくないが、けじめとしての何かはすべきだ。
3 火葬による遺体処理の後、遺骨を山や海に撒くことだけで良い。
4 すべての行為の中で、宗教的な儀礼は必要ないと思う。
5 葬式はしないで、遺骨だけは墓地や霊園に埋葬して欲しい。
6 死後の墓参りや盆供養などは不要だと思う。
7 生きてきた証を何かの形で残しておきたい

葬式はした方がよいと考えている人

1 一般的に行われているような葬式はしたくない。
2 なるべく家族や親しい人だけで行ってもらいたい。
3 社会性を踏まえて、決別の意味で葬式はすべきだ。
4 自分の意志を活かした葬式が望まれる。
5 送る側(喪主)の意志も尊重せねばならないと思う。
6 なるべく費用をかけないようにしたい。
7 残された者のことや、世間体も考えるべきと思っている。
8 地域にあるしきたりや慣例を一応、踏まえねばと思う。
9 菩提寺はなくても、お経くらいはあげてもらいたい。
(他宗の場合は、ミサやその宗派の葬送儀礼)
10 葬式後の遺骨は撒骨でも良い。
11 埋葬や生前の希望は喪主の判断に任せる。
12 その後の供養は出来る限りしてもらいたい。
13 事前に喪主になってもらいたい人を決めていた方が良いと思う。
14 事前に家族や友人に相談して、同意を得ておくことが必要だ。
15 事前に費用の準備もしておいた方が良いと思う。
16 事前に葬式情報をチェックしておいた方が良い。
17 葬式はするべきだが、事前から準備するようなことは必要ない。

*通夜・葬儀は身近な人でするが、世間に向けた告別式はしない。
最近、こういう人が増えてきている。葬式をしないということが、葬儀をしないのか、
告別式をしないのかを自分なりに考えてみる必要がある。